福岡市にある「福岡教育大学附属福岡小学校」とは？概要や特徴もご紹介

福岡市へのお引っ越しをお考えの方のなかには、お子さんの通う学校の学区から住む場所を検討したい方もいらっしゃるでしょう。
福岡市には「福岡教育大学附属福岡小学校」というインクルーシブ教育やグローバル教育に力を入れている小学校があることをご存じでしょうか？
この記事では、「福岡教育大学附属福岡小学校」の概要と特徴をご紹介します。

「福岡教育大学附属福岡小学校」の概要

「福岡教育大学附属福岡小学校」は、明治8年に附属小学校として開設されました。
昭和45～47年には特別支援学級「ふじ」「さくら」「梅」組が開設され、昭和56～58年には帰国児童学級を開設しています。
平成16年に国立大学独立法人化に伴い、国立大学法人「福岡教育大学附属福岡小学校」と改称しました。
平成27年に文部科学省研究開発学校に指定されており、令和2年に特別教室・職員室前面黒板改修がおこなわれ、現在に至ります。
また、令和5年度の児童数は447名、学級数は特別支援学級、帰国児童学級含め18クラスです。
さらに、学校教育目標を「未来社会を創造する主体の育成」とし、育成をめざす３つの資質・能力を「省察性」「協働性」「創造性」としています。
この3つの資質・能力を育成するために、「志・絆・創」を柱とした教育活動の方針を定め、年間行事や日頃の教育活動をおこなっています。

●所在地：福岡県福岡市中央区西公園12-1
●アクセス：地下鉄空港線「唐人町駅」より徒歩約12分

「福岡教育大学附属福岡小学校」の特徴

「福岡教育大学附属福岡小学校」では、教師に必要な専門的な技術を習得し、使命や責任の重さを自覚することをねらいとして教育実習をおこなっています。
内容は、大学1年生を対象とした特別支援学級での体験実習、大学2年生を対象とした基礎実習、大学3年生を対象とした初等教育実習です。
なお、教職大学院の大学院生の実習では、確かな学校教育活動の即戦力となる指導力と、新しい教育実践を構想、開発していく展望と力量を育成を目指しています。
また、インクルーシブ教育に基づいた特別支援教育も特徴の1つです。
文部科学省インクルーシブ教育システムモデル事業の基礎的環境整備、および合理的配慮を大切にした研究実績を基に教育活動を展開しています。
特別支援学級棟は、平成27年度に改修され、子ども達は新しくなった教室環境で学習に励んでいます。
さらに、帰国児童教育を中心としたグローバル教育も特徴です。
海外での生活・学習経験、能力等に応じてカリキュラムを編成し、日々の教育にあたっています。
なお、英語教育を全学年に渡って実施し、帰国児童学級を生かしたグローバル教育を推進しています。

まとめ

「福岡教育大学附属福岡小学校」は、明治8年に附属小学校として開設され、特別支援学級、帰国児童学級もあります。
また、大学や大学院生による教育実習の場としても機能しており、グローバル教育や特別支援教育に力を入れています。
福岡市へのお引越しを検討中の方は、ぜひ「福岡教育大学附属福岡小学校」についてチェックしてみてくださいね。
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