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住宅ローンをまだ滞納していなくても任意売却はできる?メリットも解説

住宅ローンをまだ滞納していなくても任意売却はできる?メリットも解説

住宅ローンの返済が難しくなり、滞納を重ねた場合、金融機関の同意を得て売却する「任意売却」を迫られます。
しかし、返済が厳しくなり「まだ滞納はしていないけど、任意売却ってできるの?」と疑問に思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで今回は、まだ滞納していない場合に任意売却はできるかにくわえて、金融機関の同意を得るのが難しい理由や、滞納する前に任意売却をおこなうメリットも解説します。

滞納していなくても任意売却はできる?

結論として、まだ住宅ローンの返済を滞納していない場合でも、任意売却は可能です。
任意売却の条件は「金融機関の同意があること」であり、返済の有無は問題ではないためです。
そのため、任意売却をおこないたいからといって、故意に滞納する必要はありません。
むしろ、支払いが難しい場合は、できるだけ早い段階で金融機関へ相談することで、今後の対応をしっかり検討することができます。
ただし、一般的には、金融機関から任意売却の同意を得ることは難しいとされています。

金融機関から任意売却の同意を得るのが難しい理由とは?

先述したように、金融機関から任意売却の同意を得ることは難しいといわれていますが、その理由は以下の二点です。

●回収できるはずであった金利を得られなくなる
●担保がなくなったうえで残債のみが残ってしまう


銀行などの金融機関の収入源は、お金を貸し付けて得る金利であるため、任意売却を承認すれば、その金利が受け取れなくなってしまいます。
また、住宅ローンを組む際には、その不動産に抵当権が設定されて担保となりますが、任意売却をする場合は抵当権を抹消することとなります。
しかし、売却額だけでは完済できないケースも多く、その場合は担保がない状態で残債のみが残る状態となってしまうのです。

住宅ローンを滞納する前に任意売却するメリット

住宅ローンを滞納する前に任意売却するメリットとしては、ブラックリストに登録されないことが挙げられます。
住宅ローンの返済を滞納した場合は、信用情報機関への事故登録、いわゆるブラックリストに登録されてしまうでしょう。
ブラックリストに登録された場合、クレジットカードが作れなくなることや、一定期間ローンを組めなくなるなどのリスクが発生します。
しかし、滞納する前に任意売却を選択することができれば、ブラックリストへの登録を防ぐことができるのです。

滞納していなくても任意売却はできる?

まとめ

まだ住宅ローンの滞納をしていない場合でも、任意売却は可能ですが、金融機関の同意を得ることは難しいとされています。
なぜなら、金融機関にとっては、回収できるはずであった金利を得られなくなることや、担保がない状態で残債が残るなどのリスクが発生するからです。
ただし、もし滞納前に任意売却が選択できれば、ブラックリストへの登録を防ぐことができるというメリットがあります。
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