新築・中古の一戸建て住宅に需要はある?メリットやデメリットも解説
一戸建ての購入を検討する際、新築と中古のどちらを選んだら良いのかで迷うものです。
新築と中古、それぞれのメリットやデメリットを知っておくと、納得のいく物件を探しやすくなります。
そこで今回は、新築と中古の需要をはじめ、各タイプの一戸建てのメリットおよびデメリットをご紹介します。
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新築・中古の一戸建て住宅への需要とは
一般社団法人不動産流通経営協会が公表した「既存住宅流通量の地域別推計について」によれば、2021年の新設住宅着工総数は約85.6万戸、既存住宅流通量は約61万戸でした。
2020年以前も同様に新築一戸建てが中古の人気を上回る「新築神話」状態が続いていますが、実は中古一戸建ての需要は年々高まりつつあります。
新設住宅着工総数と既存住宅流通量の差の推移を確認すると、5年前である2016年の約38.8万戸から2021年は約24.6万戸となり、その差は14万戸以上にまで縮まっています。
一戸建てを好きなようにリフォームまたはリノベーションしたい方が増えたことにより、中古の需要が高まっていると考えられるでしょう。
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新築一戸建てと中古一戸建てのメリット
新築一戸建てのメリットは、外壁から床、天井まですべてが新品であること、空調や電気など最新設備が設置されていることなどが挙げられます。
リフォーム代が少額で済む他に新築物件を対象にした税金の軽減措置もあり、中古一戸建てを購入した場合よりもコストを抑えやすいでしょう。
一方で中古一戸建てのメリットは、新築よりも購入価格が安いこと、設置済みの住宅設備を費用負担なしでそのまま利用できること、内見して室内を直接確認できることです。
アクセスの良い場所や災害に強いエリアの中古一戸建てが売り出されることもあり、新築と比べて好立地の一戸建てを見つけやすいメリットもあります。
一戸建てを購入する際は、新築と中古それぞれのメリットを比較して選びましょう。
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新築一戸建てと中古一戸建てのデメリット
新築一戸建ては最新設備の費用や人件費などの影響で、中古よりも購入価格が高い傾向にあります。
物件が完成する前の段階で購入するケースも多く、内見しないまま契約を結んで、イメージと実際の雰囲気との大きな差に後悔する可能性もあるでしょう。
新築一戸建ては空いている土地に物件を建てるため、立地が限られてしまうデメリットもあります。
中古一戸建てのデメリットは、物件や設備などの修繕費により購入費用が高くなりやすい点、古い耐震基準で建てられている可能性がある点です。
住宅ローン控除の適用対象外になる恐れがあり、負担する税金が高くなりやすいところも中古一戸建てのデメリットといえます。
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まとめ
日本では新築一戸建てが人気ですが、中古一戸建ての需要も高まりつつあります。
新築一戸建ては最新設備を導入できる一方、内見できない、立地が限られることなどが主なデメリットです。
中古一戸建ては安い費用で購入できるメリットがありますが、耐震基準が古く、住宅ローン控除が適用されない可能性があることに注意が必要です。
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