不動産購入の流れとは？販売形態の違いや注意点についてご紹介

マンションや一戸建てなど不動産の購入を考えている方は多いと思いますが、購入時の流れについて理解している方は案外少ないかもしれません。
一生に何度も経験するものではないため、初めてでよくわからず、不安に感じるケースも多いでしょう。
そこで今回は、不動産購入の流れはどのようなものか、販売形態の違いや購入時の注意点についてご紹介します。

不動産購入時の販売形態とは？

不動産販売時の販売形態には、売主物件と仲介物件の2つの種類があります。
売主物件とは、物件の売主から直接購入する形態で、間に仲介業者を挟みません。
個人同士で直接物件の売買をするケースはまずないため、一般的に売主物件とは不動産会社が売主の物件を指します。
売主物件のメリットとして、仲介手数料がかからない点と、連絡がスピーディにできる点が挙げられます。
仲介物件とは、不動産の売主と買主の間に仲介業者が入り、物件の売買をおこなう形態です。
仲介物件のメリットは、不動産会社が仲介してくれるため、金融機関との手続きや契約関係などのすべてをサポートしてもらえる点が挙げられます。
さらに、価格の交渉などをプロにおこなってもらえるのもメリットです。

不動産を購入する際の流れとは？

不動産を購入する際の流れでは、まず不動産の希望条件を決定します。
その際には、現在の家族構成や収入だけでなく、将来のビジョンまで含めて考えるのが大切です。
物件価格や間取り、立地、交通の便、中古なら築年数などの条件を考えておきましょう。
条件に基づいて物件を選び、資金計画を立てたら購入を申し込みます。
その後、住宅ローンの事前審査を受け、審査に通ったら契約内容を確認のうえ、契約を結びます。
売買契約を結んだら、住宅ローンを契約し、最後に物件の引き渡しをおこなって完了です。

不動産購入時の注意点とは？

不動産購入時の注意点のひとつに、資金計画があります。
不動産購入にかかる費用は物件や土地の購入金額だけでなく、それ以外にも手付金・税金・各種手数料・頭金・保険料など、さまざまな費用がかかります。
将来的にも、マンションなら管理費や修繕積立金、一戸建て住宅なら屋根や外壁の修繕など、メンテナンスにかかるコストも想定しておきましょう。
ほかにも不動産購入時には、災害リスクを考慮しておくのも大切です。
災害リスクに関する注意点としては、ハザードマップを事前に見て、河川の氾濫や地盤被害、避難場所への移動のしやすさなどを確認しておく点が挙げられます。

まとめ

不動産を購入する流れとしては、まず条件を明確にしてから物件を選び、購入を申し込んで住宅ローンの審査を受け、売買契約と住宅ローンの契約を結んで物件を引き渡すところまでとなります。
販売形態の異なる売主物件と仲介物件には、それぞれのメリットがあります。
不動産購入時の注意点をよく理解して、後悔のない不動産購入を目指しましょう。
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