空き家はどのタイミングで売却すれば良いか?相場・築年数・金利から解説 の画像

空き家はどのタイミングで売却すれば良いか?相場・築年数・金利から解説

空き家はどのタイミングで売却すれば良いか?相場・築年数・金利から解説

空き家の売却を検討している方は、どのタイミングで売り出せば高く売れるのか、それを知りたいわけです。
同じ物件でも、売り出す時期によって成約価格に大きな差が出るケースもあるため、売主としては重要な問題です。
そこで今回は、売却に向いているタイミングを相場、築年数、住宅ローン金利の視点から解説していきます。

相場から見た空き家の売却のタイミング

空き家を売るタイミングを相場から見る場合は、国土交通省が月単位で公表している不動産価格指数が参考になります。
これは住宅地や一戸建て住宅、またマンションといった各カテゴリーと、それらをまとめた住宅総合についての価格指数を表したものです。
その指数が右肩上がりの状態が続いている場合、売るのは遅いほうが良く、右肩下がりになっていればなるべく早く売るほうが良いわけです。
また、相場が上がりもせず下がりもせず横ばいが続いていれば、いつ売っても良く、自分の都合に合わせやすい局面と言えるでしょう。

空き家を築年数で見たときの売却のタイミング

不動産の売り出し価格は不動産価格による査定額が基準となるケースが多く、その査定額を決めるとき、築年数が重要性を持ってきます。
国が定めている建築物の耐用年数は、木造一戸建てでは22年となっていて、とくに築25年以上のものは不動産業界では古家として扱われます。
その築年数と平均売却価格との関係ですが、築15年ほどまでが下落率が高く、それを過ぎると緩やかになり、25年の古家の場合ほぼゼロとなってしまうのです。
そのため築年数から見た売却のタイミングは、築15年を限度としてなるべく築浅の状態で売るほうが良いと言えます。

空き家の売却のタイミングと住宅ローン金利との関係

空き家の購入者としては、住宅ローンを利用するときに低金利であるほど利息が少なく、返済総額も少なくなるため、ローンが組みやすいわけです。
そして現在は超低金利時代と言われ、十年単位でそれが続いてきましたが、この先金利の上昇も考えられるため、売却のタイミングとしては今がおすすめです。
さらに固定金利型のフラット35などを利用すれば、住宅ローン金利が低いままの状態が完済まで続くため、そういった意味でも今が売り時であると言えます。
ただ実際は、金利だけで見るのではなくあくまでも総合的に判断して、そのタイミングを計るのが売却の際の重要なポイントです。

空き家の売却のタイミングと住宅ローン金利との関係

まとめ

まず相場から見た売り時のタイミングは、国土交通省が公表している不動産価格指数が参考になります。
築年数から見ると、築15年を境にそれよりも築浅であれば需要が高く、築古になるほど需要は下がっていきます。
そして住宅ローン金利で考えると低金利時代の今が売却に向いていますが、最終的には総合的な判断が必要です。
福岡市を中心に不動産売買・賃貸管理のことなら不動商事株式会社にお任せください。
創業から約45年の実績とお客様と目線をあわせた接客から、ご要望に寄り添った提案をさせていただきます。
ぜひ、お気軽にご相談ください。