二世帯同居を解消する場合の住宅ローンはどうなる?売却についても解説

二世帯同居を解消する場合の住宅ローンはどうなる?売却についても解説

自分の両親や、配偶者の両親と、二世帯同居しているという夫婦は少なくないかと思います。
しかし、さまざまな理由から「二世帯同居を解消したい」と考える方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで今回は、二世帯同居を解消したいと思うよくある原因や、解消した場合に住宅ローンはどうなるのかにくわえて、売却する選択肢について解説していきます。

二世帯同居を解消したいと思うよくある原因

二世帯同居をしている場合、「親と相性が合わない」「家族への干渉が強い」などの理由で解消したいと思う方が少なくないようです。
夫婦の場合は、「この人となら一緒に生活できる」と考えたからこそ、結婚に至る場合が多いでしょう。
しかし配偶者の親の場合は、同じ空間で生活できるかどうかを確かめる時間などないため、相性が合う方が珍しいのです。
また、自分たちの孫だからとすぐに口を出してしまい、ストレスになってしまうということも多いでしょう。

住宅ローンを組んでいた場合に二世帯同居を解消するとどうなる?

子世帯が住宅ローンを組んでいた場合、二世帯同居を解消したあとも住宅ローンの返済は必要です。
そのため、子世帯が二世帯住宅を出て、親世帯が残る場合であっても、住宅ローンの支払いは継続する必要があるのです。
対策としては、親世帯との間に賃貸借契約を結び、その家賃を住宅ローンの返済に充てるなどが考えられるでしょう。
親世帯が出ていくパターンも考えられますが、一般的に「高齢者は賃貸物件で断られやすい」とされているため、配慮が必要です。

二世帯同居を解消すると同時に「売却」する選択肢は?

二世帯同居を解消すると同時に「売却」を考える方も少なくないかと思いますが、原則として「二世帯住宅は売れにくい」ことに注意しましょう。
二世帯住宅は、土地も建物も広くて、設備も充実しているため高く売れるのでは?と考える方も多いですが、実は市場での人気は低いです。
理由としては、「二世帯住宅を探している方が少ない」「売却価格が高い」などが挙げられるでしょう。
そのため、二世帯同居解消と同時に売却するとしても、土地として販売する、リフォームするなどの工夫が必要な場合が多いです。

二世帯同居を解消したいと思うよくある原因

まとめ

二世帯同居を解消したいと思う原因としては、「親と相性が合わない」「家族への干渉が強い」などの理由が挙げられます。
子世帯が住宅ローンを組んでいた場合、二世帯同居を解消したあとも住宅ローンの返済は必要なため、親と賃貸借契約を結ぶなどの対策が必要です。
なお、二世帯同居を解消すると同時に「売却」を考える方もいらっしゃるかと思いますが、「二世帯住宅は売れにくい」ことに注意しましょう。
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