永住権なしの外国人は住宅ローンが組めるのか?借りる方法や審査内容を解説

永住権なしの外国人は住宅ローンが組めるのか?借りる方法や審査内容を解説

外国籍の方で日本の永住権がないと、どのようにマイホームを購入したら良いのでしょうか。
マイホーム購入時は、多くの方がローンを組みますが審査の内容を把握しておくのもポイントです。
そこでこちらの記事では、永住権なしの外国人は住宅ローンを組めるのか、必要なものやローンを借りる方法、そしてローンの審査内容を解説します。

永住権なしの外国人が住宅ローンを組むのに必要なものについて

日本には現在たくさんの外国人が住んでいます。
そのなかでも日本に永住権なしで住んでいる方も多く、1990年代から徐々に増加傾向です。
外国人のなかには日本でマイホームを購入したいと考えているかtもいます。
日本では永住権がなくても、日本人と同じように不動産を購入・所有が認められています。
しかし、住宅ローンを組むときには、ほとんどの金融機関で永住権が必要です。
永住権がない場合、ローン完済前に自国に帰国してしまうリスクがあります。
金融機関はリスク回避のために、永住権あり・なしで判断する場合が多いです。

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外国人が永住権なしで住宅ローンを組む方法について

永住権がとれる段階の方は永住権を取ってからローンに申し込むのがスムーズです。
しかし、永住権をもっていなくても、ローンを組む方法はあります。
金融機関によっては、日本人もしくは、永住許可を取得している配偶者が連帯保証人になるのが条件で住宅ローンが組めるケースがあります。
2人とも永住権がない外国人同士の夫婦では、希望金額のローンが組める金融機関は少ないです。
どうしてもローンが組みたいときは、頭金を多めに用意して自己資金を十分に保有しているアピールをしましょう。
また、母国の銀行を利用する方法もあります。
母国の銀行の住宅ローンであれば、過去のローン履歴や信用情報などがチェックでき利用できる可能性が高まります。

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永住権なしの外国人の住宅ローンの審査内容について

審査内容は日本人と同じように年齢や健康状態、勤続年数がチェックされます。
外国人の場合は居住年数も審査ポイントになり、5年以上や3年以上などの要件が設けられているケースも少なくありません。
居住年数は長ければ長いほど有利になります。
本人や収入を証明する書類の有無も重要です。
本人の身分や収入を証明するための書類は欠かせませんが、外国人の場合身分証明書とあわせて外国時在留カードや登録証明書なども用意しましょう。
そして何よりも担当者とのコミュニケーションが円滑にできる日本語力です。
一部金融機関では、英語や中国語などの外国語での接客対応をしている場合がありますが、ほとんどの場合日本語でおこなわれます。
書類も日本語で用意されるため、日本語のスキルは欠かせません。

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永住権なしの外国人の住宅ローンの審査内容について

まとめ

永住権なしの外国人が住宅ローンを利用するときは、永住権のある配偶者が連帯保証人になったり、頭金を多めに入れたりと、対策が必要です。
日本に住んでいる年数が長ければ長いほど有利になります。
日本語でのコミュニケーションは必須となるため、しっかりと対応できるスキルを身につけましょう。
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